株式会社サンライズファームは、令和2年3月に創立20周年を迎えました。当社の創立は平成12年(西暦2000年)なのですが、さかのぼること20年、昭和55年(西暦1980年)に当社は養豚事業を始めました。
家業として養豚を始めた私ですが、食べる事が何より好きな性分で、当初は養豚の傍ら趣味でハムやソーセージを作っておりました。「趣味が高じて本業になる」という言葉がありますが、私の場合もまさに同じで、養豚業から自家製ハムの製造・加工をする事業を平成の初めのころに始めました。
しかしながら当時、朝市やイベント会場での販売、スーパーやデパートへの出店、千葉県内を車で回っての営業活動など、様々な手を尽くしたもののなかなか業績は上がりませんでした。
そんななか一つの転機になったのは、友人から勧められて始めたインターネットを利用した通信販売でした。まだ出店者も少なかった楽天市場に平成12年(西暦2000年)に出店し、黎明期ともいえるEコマースの分野で、試行錯誤(というよりも走りながら考える)しながらチャレンジした事をよく覚えております。
昭和・平成・令和と三つの元号を駆け抜けてきた当社ですが、それぞれの時代のなかで一貫して守ってきた想いは、
「我々はモノ造りの会社だ。
心を込めて豚を育て美味しいものを作り、
お客様に喜んで頂きたい」
というものでした。
この想いは今も変わらず、そしてより強くなっています。
美味しいだけではなく「食の安心・安全」が当たり前になってきた昨今、当社ではより一層精進し、お客様に食を通して感動を提供できる会社になれるよう努めてまいりたいと思っています。
株式会社サンライズファーム 代表 高木邦彦