<養豚部門>
昭和58年に自社農場での養豚事業を法人化しました。その後、イベリコ豚以上に美味しいブランド豚を生み出そうと、2012年6月からアボカドサンライズポーク(アボカドポーク)の生産を始めました。

上質なSPF豚に良質なアボカドオイルを加えた特殊飼料を与え、新しい放牧スタイルで育てています。

アボカドサンライズポークの特徴は、肉質の柔らかさ食味の良さがあげられます。
直営店やお取引先様でも一番人気は素材の美味しさが引き立つ「アボカドサンライズポークのとんかつ」だと言われています。

厚切りにしても柔らかくジューシーな「アボカドサンライズポークとんかつ」はリピーターが非常に多いとの嬉しいお声をいただいています。

1番人気のとんかつ以外にも、こだわりのイタリアンやフレンチのお店からもご注文いただいており、各お店の人気看板メニューとなっています。

このようにたくさんのお取引先様からご注文いただいているアボカドサンライズポークですが、申し訳ございませんがなかなかご注文に生産が追いついておりません。

なぜならアボカドサンライズポークの飼育には手間がかかるのです。健康で美味しいアボカドサンライズポークに育てるため、飼育環境を豚の気持ちになって改善しております。例えば、1頭あたりの床面積を従来の3倍の面積としました。

また、床には環境改善のためにおがくずを敷き詰めており、穴掘りの大好きな豚さんのために自由に穴が掘れるようになっております。そして病気から豚さんを守るために、出来る限り人里離れた豚舎にて育てています。

このようなこだわりの飼育(新しい放牧スタイル)で飼育していると、どうしてもコストもかかってしまうのです。だから飼育当初はいろいろな人から反対されました。「手間がかかりすぎる」「コストが大きすぎる」といった意見が大半でした。
確かに手間もコストもたくさんかかります。

でもどうしても健康で美味しい豚肉を生産したかったのです。自分の家族に自信をもって食べさせられるような豚肉を提供したかったのです。

そのような想いから「イベリコ豚に負けない美味しさの豚肉」といわれているアボカドサンライズポークを育てています。